クロックが高精度なCDプレーヤー!
どーも!省吾です!(^^)!
今日はCDプレーヤーを紹介します。
ONKYO C-777
2006年製です。当時定価で73,500円
当時の私はまだ中学生だったのでもちろん買えるわけもなく カタログを指をくわえて見てるだけでした。
それがやっと中古ですが手に入りました。
これも一つの『夢が叶った』とでも言うのでしょうか...(笑
この機種のすごいところはなんといってもクロック部ではないでしょうか。
その名も『Super Precision Clock』
クロック部だけメインの基盤から独立しており、 『クロック専用の回路』ということでなんだかワクワクしますね。
周波数偏差±1.5PPM
普通のCDプレーヤーが±50㏙と言われていますのですごい精度です。
クロック部がすべてではないので何とも言えませんが…
今現在ONKYOが販売しているCDプレーヤーの同価格帯にはC-7070があるのですがそちらのクロックは『高精度プリシジョンクロック』と紹介されており周波数偏差±10PPMなので...
あれっ?精度落ちてない??(;^_^A
さらに上の機種(今のところONKYOのCDプレーヤーの中で最上位機種)は定価160,000円(税別)
でやっと周波数偏差±1.5㏙のスーパー・プリシジョンクロックが搭載されています。
コストの問題でしょうか。
そもそもこの精度のクロック回路はかなりお高い高級CDプレーヤーにしか採用されないようなので、これだけでもコストがかかりすぎていたのだと思います。
ピックアップはSONY定番のKSS-213CLが使われています。
このピックアップは低価格なラジカセなどにも幅広く使われていますね。
なので部品の入手はサンヨー製などに比べて簡単です。
ちなみにKSS-213Cと(L)が付いたKSS-213CLがありますが、その違いはレンズの周りを囲っている黒いカバーに(SONY)のロゴがあるかないかの違いです。
メカは普通です...
ただこの機種、なんといっても『位相切り替え』や『デジタルフィルター特性の切り替え』など設定がいろいろいじれてマニアックなのです!
私の耳ではどう違うのかわかりませんでしたが...(笑)
足は真鍮削り出しで良いのが使われています。
背面
電源ケーブルは取り外しができるタイプです。
アナログ出力(アンバランス)1系統
デジタル出力(同軸1、光1)
アナログ出力端子は削り出しの高級な方じゃなく普通のタイプです。
RIはONKYOのプリメインアンプなどと専用のケーブルで繋いでアンプ側のリモコンでCDプレーヤーの操作ができるという専用の端子です。
ほかのメーカーでも見かけますね。
ただし、同じメーカー同士でないと動作しないので注意です。
もう製造後10年が経過したわけですが元気に動いてくれています!
新しいCDプレーヤーに買い替えても多分ですが音は好みの問題なのでなんとも言えませんが、音質のグレードアップという感じにはならないでしょう。特に近年のCDプレーヤーは音質の面では既にかなりの域に達していると思うので。
それに、やはり近年はあまりこういったCDプレーヤーに力を入れていないメーカーも多く、(ONKYOも例外ではない)ほぼ低価格な製品しかラインナップされていませんね。
そして年々こういった単体のオーディオ機器も新製品が出るごとに価格が上がっているような気がします。
性能も上がっていると思うのですが、まぁ、なんといっても売れなきゃ値上げするのは当たり前のことですね。
コストが掛かるわけですし。
しかし『CDが売れない』といわれている現代でもこうやって低価格の製品ではあるけれど、CDプレーヤーの新製品を出し続けているメーカーさんは尊敬します。
というわけで今回はCDプレーヤーの紹介でした。
今度はアンプの方も紹介したいと思います。
でわでわ(^^)/