どーも!省吾です!(^^)!
今回は過去に使用していたプリメインアンプを紹介します。
マランツ『PM8001』
現行モデルはPM8006です。(2023年3月現在)
marantz PM8001 |
marantz PM8001 |
定価も現行モデルの方が7万円くらい高いわけですが、8000シリーズの上の機種にPM-17という二桁機『ここからが高級機』がありましたが、17番がなくなって、現行8000シリーズがそのクラスも担ってるとすればこの値段引き上げも納得です!と言いたいところですが、現行のPM8006が151,800円…やっぱり高いわ!!
半導体不足の影響もあるのでしょうが、やはり高い!
現行シリーズはPM6007が入門モデルで定価82,500円で、7000シリーズ、8000シリーズと数字が上がるにつれてグレードも上がります。(5000シリーズ消えた?)
逆にその上の二桁番のモデルはPM-12、PM-10…と数字が小さくなるにつれてグレードが上がります。
PM-10が現在のフラッグシップになるのですが、定価が66万円です。
おっと、、話が脱線してしまったのでPM8001に戻します。
発売は2005年で、当時の定価が84,000円でした。
内部
回路構成は上級機と同じだったりとかなりコストがかかっています。
ここからはみんな大好き内部の画像を貼ります(^^)
トロイダルトランスが乗っています。
かなり電源部分はしっかりしているのではないでしょうか。
やはりこのクラスになると立派なトロイダルトランスですね。
たしかDENON機はこのクラスではEIトランスを2つ乗せてたと思います。
トロイダルかEIか…好みが別れるところです!(^^)!
高級なオーディオ機器にはトロイダルトランスがよく使われているので憧れますよね…( *´艸`)
トロイダルトランスを使うメリットは、EIトランスに比べて磁束漏れが少ないということでしょうか。また、瞬間的に供給することができる電力も大きめです。
ただ、製造にはコストがかかるため同じ金額ならそれなりに良いEIトランスが入手できます。
小さなトランスが付いていますね。
スタンバイ用かな。
ニチコン製の大型コンデンサが付いていますね。
18,000μF×2 63V
パワーアンプ基盤に付いているのは取り出した電流を即座にパワーアンプ回路で使えるからです
パワートランジスタです。
すみません。集積回路の知識がないので細かいことはわかりません…(;^ω^)
LとRでそれぞれ2つずつ使われています。
ちなみにこの強力な電源部とアンプ回路のおかげで瞬時電流供給能力が高く、スピーカーを強力にドライブできるそうです。(^^)
ボリュームもなかなかのものです(^^)
モーターがくっ付いていますが、よくある電動ボリュームで、リモコンで操作するとボリュームツマミが連動して回る…よくあるタイプです(;^ω^)
大型のWBTスピーカー端子です。
1系統しか装備されていませんが私の環境では十分です(^^)
太めのケーブルも繋げられる大きさがあります(^^)
フォノイコライザーはMM専用です。
プリアウトとメインインが付いています。
メインインを使うには画像右下のセパレートスイッチをオンにする必要があり、ラックに入れた状態だと裏側まで手を伸ばさなければいけません。(;^ω^)
最新のモデルではアンプの前面に切り替えスイッチが装備されています(^^)
CD入力には専用のバッファーアンプが搭載されており、 左右チャンネル間の干渉や、ほかの回路からの影響を受けにくいようです(^^)
ボリュームツマミはアルミ製のカバーで覆われていて、中身はプラスチックが入っています。
回し心地も軽い方なので実際使ってみるとあまり高級感は無いです( ;∀;)
削り出しはもっと高いモデルからですね…(;^ω^)
『スポッ!』っと簡単に外れます。
中は…
あまり見たくない…( ;∀;)
とまぁ、こんな感じで紹介しましたが、
見た目はともかく、回路自体は当時の上級機『PM-15S1』と同等の構成だったりとコストパフォーマンスは良いと思います(^^)
しょうがないことなのですが、
ボリュームが可変抵抗タイプなので、どうしても小音量の時のギャングエラーだったり、左右の音量のバランスだったり気になるところはあります。
左右の音量差が僅かでもあると音場の広がりが乏しくなり、場合によっては中央に来るはずの音(ボーカルなど)が左右の音量の大きい方に偏ってしまうというデメリットがあります。
細かいことを気にするなら、高価な電子ボリウムが搭載されたもう一つ上のモデルを買え!と言われそうですが…(;^ω^)
ちなみに出力が70W×2ch (8Ω時)なので私の部屋では8~9時の位置で爆音です( ;∀;)
音はやはりマランツ…といったところでしょうか(^^)
高音域がシャラーン!としています。(;^ω^)
ソニーの音もけっこう高音よりだと思いますが、 それとは違った透き通るような音…と言いましょうか。ソニーはドンシャリぎみ?
こちらのモデルはクラシック向きだと思います。
ちなみに中音域はあまり前に出てこない印象です。
スペック!
定格出力(20Hz-20kHz 両 ch 同時駆動)
・70W×2(8Ω)
・100W×2(4Ω)
全高調波歪率(20㎐-20kHz 両 ch 同時駆動 8Ω)
・0.2%
出力帯域幅(8Ω負荷、0.05%)
・5Hz-60kHz
周波数特性(CD、1W、8Ω負荷)
・5Hz-100kHz ± 3dB
ダンピングファクター(8Ω負荷、20㎐-20kHz)
・100
入力感度/入力インピーダンス
・PHONO (MM)…………………2.5mV/47kΩ
・CD、LINE、TUNER、
AUX/DVD、RECORDER……200mV/20kΩ
・MAIN IN………………………1.6V/20kΩ
出力電圧/出力インピーダンス
・PRE OUT……1.6V/560Ω
PHONO 最大許容入力(1kHz)
・MM……130mV
RIAA 偏差(20Hz-20kHz)
・±0.5dB
S/N比(IHF A ネットワーク、1W出力、8Ω負荷)
・PHONO(MM)……85dB(5mV 入力)
・CD/LINE…………88dB(500mV 入力)
・MAIN IN…………107dB
トーンコントロール
・BASS(50Hz)…………±10dB
・TREBLE(20kHz)……±10dB
電源電圧……AC100V、50/60Hz
消費電力……200W
寸法
・幅…………440mm
・高さ………128mm
・奥行き……364mm
質量(本体)
・10.5kg
可変抵抗ボリュームの欠点、左右の音量差が気になりだしました(-"-)
ということで関連記事↓にボリュームの制度についてガバガバな記事を書いたのでよかったら読んでみて下さい。
関連記事でわでわ(^^)/