どーも!省吾です!(^^)!
私の使っているノートパソコンをHDDからSSDに換装した。という話を以前ブログで書きました。
では、なぜSSDに換装したのか。という理由を説明します。
ハードディスクは振動や衝撃に弱い
ハードディスクはプラッタと呼ばれる硬い素材の磁気ディスクにほんの僅か浮いた状態の磁気ヘッドを使ってデータの読み書きをしています。
プラッタの表面は磁気ヘッドが直接接触しないようにランナーとよばれる被膜層で覆われており、その上を磁気ヘッドが滑るように動いています。
もしプラッタと磁気ヘッドが接触してしまうと故障してしまします。
アクセス中は振動や衝撃に注意しなければいけない
デスクトップパソコンの場合は、据え置きで使用するうえ、HDDの入った本体からキーボード、マウス、ディスプレイなどが別々になっています。
とくに本体に触れる機会はそんなに多くはありません。電源を入れるときと、各メディアを使用するときくらいでしょうか。
では、ノートパソコンの場合はどうでしょう。
キーボードもマウス(トラックパッド)もディスプレイも本体と一体になっています。
もしHDDにアクセス中に何かの拍子に衝撃が加わってしまったら…
少し動かしたときに『コツン!』といってしまったら…
また、ノートパソコンの場合、基本的に持ち運ぶことが多々あると思います。外出時だけではなく、部屋の中での移動もそうです。
そう考えるとデスクトップパソコンよりノートパソコンの方がHDDへのストレスは大きいと言えるでしょう。
SSDのメリット
SSD(ソリッドステートドライブ)は物理的な駆動部分を持たない、言わば、内蔵型のUSBメモリーのようなものです。
物理的な駆動部分を持たないことで振動や衝撃に強くなります。
大きさが2.5インチサイズでSATA規格なのでノートパソコンの内蔵型HDDの代わりに取り付けることができます。
そして何よりのメリットは、アクセス速度が高速ということです。
通常、HDDのアクセス速度は毎秒100MBほどですが、SSDは毎秒500MBを超えてきます。
つまり、データの読み書き速度が速くなることで、OSの起動時にかなり待たされるストレスを軽減することができます。
SSDはまだまだ高価
例えば、2.5インチHDDの価格が1TBの容量で大体6千円台なのに対して、同容量のSSDだと3万円を超えてきます。(2018年1月現在)
ちなみに1万円以内だと250GBのSSDが購入できます。
以前に比べてかなり安くなってはいますが、HDDのような気軽な大容量化にはまだまだ向きません。
まとめ
ノートパソコンの場合、どうしてもパソコンを移動する機会があると思います。
HDDは衝撃にとても弱く、その点で考えればノートパソコンにHDDを使うのはかなり不利だと思います。
SSDなら駆動部分がないのでHDDより衝撃に強いうえ、省エネなので、バッテリー持ちも多少改善されます。
私は8千円ほどで250GBのSSDを購入してノートパソコンにもともと内蔵されていた500GBのHDDから交換して使っていますが、Windows7の起動時間が体感速度で半分以下になりとても驚きました。(現在はWindows10を使用)
HDDの載せ替え、特にCドライブの交換はOSも移さなければいけないので知識が必要です。
でわでわ(^^)/