どーも!省吾です!(^^)!
ONKYOのスピーカー D-D2Eです。
現在は後継モデルのD-012EXTが発売されています。なのでこちらは2世代くらい前のモデルになるかと思います。
発売日…2008年09月11日
税別/¥23,000(2台1組)
実売価格は12,000円くらい
仕様
- 10cm A-OMFモノコックウーファーユニット
- 3cmリングツィーター
- アドバンスドAERO ACOUSTIC DRIVE
- 21mmバッフル板、肉厚キャビネット素材
- S.G.L.ワイヤリングネットワーク技術
- ネジ式ターミナル
- 定格インピーダンス:4Ω
- 最大入力:120W
- 定格感度レベル:81dB/W/m
- 周波数特性:50Hz~100kHz
- クロスオーバー周波数:2.5kHz
- キャビネット内容積:4.5リットル
- 最大外形寸法(1台):幅148×高さ260×奥行き222mm
- 質量(1台):4.1kg
- 防磁設計:〇
この価格帯では優秀な解像感!
この価格帯の中では解像度が高く、空間表現のうまいスピーカーです。
セッティングによっては左右スピーカーのあいだの空間で音楽が鳴っていて、スピーカーの存在を忘れてしまうような感覚になります。
このスピーカーを最初に手に入れてしっかりセッティングをして鳴らしたとき思わず「うぉ~(゜o゜)」って言ってしまいました(;^ω^)
美しいユニット
この年代のオンキョー製のスピーカーユニットに言えることですが、とても見た目が美しいです。
センターキャップがなく、白い繊維がお椀状の形をしたウーファーの振動板はPEN繊維、アラミド繊維、帆布の3層のハイブリッド形成です。
あえて『この年代』としたのは、それ以降のユニットは改良されて(たぶん振動板を軽くするため)『紙そのもの』のような安っぽい見た目になってしまいました^_^;
もちろんスピーカーなので音が全てではありますが…
アンプを選ぶスピーカー
定格感度レベルが81dB/W/mとかなり低いうえ、定格インピーダンスが4Ωのため、アンプにはそれなりにパワーを要求し負担をかけるという扱いにくい部類のスピーカーになると思います。なのでネットではよく、「同じオンキョー製のデジタルアンプでなきゃ…」といわれていました。
ちなみに私はマランツのプリメインアンプPM8001を使って鳴らしています。この価格帯のアンプなら全然大丈夫だと思います。
さすがにマイクロコンポ本来のスピーカーをこのスピーカーに繋ぎ変えて…ということであればこのスピーカーの本領は発揮できないと思います。
とくに振動板が重たいので低域のコントロールが難しいです。
たとえば、大きいスピーカーを軽快に鳴らせるアンプって瞬間的にスピーカーに流すことができる電流も大きいことが多い。そういうアンプは電源部がやたら強靭なんだけど、このスピーカーは軽快に鳴らそうとするとそういうアンプを要求する。ってこと。
このスピーカーとの出会い
最初にこのスピーカーを見たとき私はまだ中学生くらいでした。
オンキョー製のコンポはなんとなく当時の私には地味に見えており(鳴っているところは見たことがなかった)、いかした装飾にひときわ迫力のある音をコンポ売り場で奏でているビクターやケンウッド、パナソニックなどの流行り系に興味がありました。(;^ω^)
また、オンキョー製のコンポは価格が高めで、ほかのメーカーのコンポと違って、スピーカーユニット、コーン紙の外周にあるはずの『エッジ』が見当たらなかったため、全然低域の出ない安物スピーカーと同じ音だと勝手に思っていました(;^ω^)
(当時はスピーカーのエッジがふっくらしていないとズンドコいわないと思っていました(;^ω^))
そんなある日、ある家電量販店で初めてオンキョー製のコンポが音を奏でている瞬間に遭遇できたのです。それもHIP-HOP系の洋楽を…(゜o゜)
エッジがなく、全然振動しないと勝手に思っていたウーファーがものすごく動いていたのを今でも鮮明に覚えています。
それくらい当時の私には衝撃の光景でした^_^;
それからオンキョーのコンポにものすごく興味が湧いたのですが、当時の私には価格が高すぎて…(;^ω^)
といった思い出話でした(;^ω^)
各部の画像
うわさのリングツィーターです。外装はプラスチック
このツィーターが100kHzまでを担っているわけですからすごいですね…
ユニットはこんな感じです。ウーファーのマグネットは30cmクラスのスピーカーと同じくらいの性能だとか(^^)
ユニット単体でもけっこう重たいです。
フレームが鉄板のプレスではなくダイキャスト。お金がかかっています。
ツィーターもマグネットが追加されています。
ウーファーとツィーターではインピーダンスが違うんですね…(^^)
ボイスコイルの巻かれたボビンは振動板の中心と外周のちょうど中間に位置するところにあり、振動板の分割振動を減らし、不要なノイズが出にくいようになっています。
音離れの良さはこういうところが重要なのでしょうね(^^)
アドバンスドAERO ACOUSTIC DRIVEはこんなつくりになっています。
穴が開いているところは後ろ側になります。
この形状がダクトから出てきた空気にノイズが混ざるのを防いでいるとか(^^)
穴を覗くとネットワークが見えます。
配線材は至って普通の電気線みたいです。
スピーカ用のケーブルに交換したら音が変わるのだろうか…(゜o゜)
あとがき
じつはこのスピーカーは2つ目で、数年前にも全く同じモデルを買ったのですが、上位モデルのD-212EXを購入したので知人に譲りました。
引っ越しをきっかけに新たにまたこちらを購入して、D-212EXの方は実家に置いてあります。(^^)
音の透明度、上品さはさすがにD-212EXの方が上です。しかし、こちらD-D2Eは中音域が多少豊富なので(ややかまぼこ型)こちらもこちらで良い感じです(^ω^)
最後に私が使っているオススメのスピーカーケーブルはBeldenのスピーカーケーブル8470です(^^)
D-D2Eが低能率かつ4Ωなので少し太めの16AWGを使っています(^^)
でも少し細めの8460(18AWG)AWGでもいいかな?と正直思います(;^ω^)
5mの長さでこの価格は安いですね!(^^)!
ちなみにONKYOの推奨はモンスターケーブルです(^^)
(ONKYOが輸入代理店であるためですが…)
でわでわ(^^)/