どーも!省吾です!(^^)!
スピーカーのセッティングをしていくと、どうしても『左右で正確に位置決めをしたにもかかわらず音のバランスがおかしい』と思って調べてみました。
もちろん左右の音量差は部屋の音響特性にも左右されるため、できるだけ家具の配置も左右対称が良いわけです。
しかし納得ができない…(`・ω・´)
と、疑ったのはプリメインアンプ『マランツのPM8001』の左右の音量のバランス!
できるだけ正確にテストしたいので400Hzの正弦波を-10dBモノラルでCDに焼きました!(^^)!
そしてまずはSHARPのDVDコンポ。
スピーカー出力端子にテスターを直で刺して出力電圧を測ります。
テスターは今回、大まかな値でも良いのでアナログ式を使用しました。(というよりアナログ式しかもっていない…)
AC電圧の最大値を10Vに設定して…
まずは左チャンネルから
だいたい4.2V
この時のボリュームの値は37です。
続いて右チャンネル…
もちろん同じボリューム値で!
うん!きわめて優秀です!(^^)!
可変抵抗式のボリュームではないためか、左右の音量差はほとんどありません!(^^)!
愛機のマランツ PM8001さんです!(^^)!
こちらは2連可変抵抗を使った大型ボリュームを採用しています。
一応、ソースダイレクトスイッチはオンにして、トーンコントロールとバランスつまみをパスします。
そして、テスター棒をアンプの後ろまでもっていくにはけっこうキツイので今回はスピーカーからケーブルを引っこ抜いてテスター棒をくっ付けてみました!(^^)!
でわでわ…
まずは左チャンネル
分かりやすいようにボリュームを4Vの出力になるまで上げました。
左チャンネルは4Vです。
続いて右チャンネル…
4.2Vを指しています(;^ω^)
つまりボリュームは同じ位置でも少しだけ右チャンネルの出力が大きい…
このプリメインアンプにはパワーアンプダイレクト入力が備わっていますので、この出力の差がパワーアンプ側なのかプリアンプ側なのか調べる必要があります。
結果!どうやらパワーアンプは極めて正常!
ボリューム…
ネットで調べるとやはり出てきます。
可変抵抗式のボリュームの誤差
メーカーでは許容範囲だそうです(+o+)
そのために左右のバランスのつまみが付いているのだ。という意見もあります。(;^ω^)
それならボリュームを交換してしまおうか…
と思って開腹してみます!(^^)!
ボリューム基盤
けっこう大きいのが使われています。
高そうです(;^ω^)
型番が534G 20K特DX2…『特!!』( ゚Д゚)
特注品ということでしょうか!?
ボリュームの交換は無理そうです( ;∀;)
仕方がないのでバランスのつまみを少しだけ左チャンネルに振って両方とも同じ出力になるように調整!(^^)!
実際に音楽を聴いてみると、ちゃんとボーカルが真ん中に定位するようになり、空間で音が出るようになりました。
左右の出力に違いがあると、ボーカルが真ん中に定位しなかったり(録音によりけり)、音の空間が狭くなり、まさにスピーカーから音が出ている感があったりします。
まぁ、スピーカーから音が出ているのは事実ですが…(;^ω^)
左右の出力を等しくすればスピーカーとスピーカーの間で音の空間が広がり、あたかも『スピーカーから音が鳴っていないような、センタースピーカーも足したような』感じになるのがとても不思議です(*'▽')
しかしこのアンプ、欠点が…
ソースダイレクトをオンにすると、このバランスコントロールもパスされるので基本的にソースダイレクトをオフにしなければいけません(;^ω^)
このアンプはともかく、トーンコントロールもバランス調整も付いていない、『音質に配慮しています』アンプはこういう場合どうすれば良いのでしょうか?(;^ω^)
まさか数Ωの抵抗をボリュームに挟むしかないのか…(+o+)
そもそもここまで気にするなら電子ボリュームを搭載している上位機種を買え!って話ですが…(;^ω^)
そこで登場したPM8000番台のニューモデル!【PM8006】PM8006ですが、なんとボリュームが上位機種と同じ『電子制御ボリューム』を採用しております!(^^)!新開発デジタル制御ボリューム回路マランツのサイト【PM8006】のページより
チャンネル間のクロストークとギャングエラーを極小化する新開発ボリューム回路
マランツさんさすがです!(^^)!
価格はメーカー希望価格で13万円と、モデルチェンジする度に順調に高くなりました(*'▽')
実売価格はもう少し安いようですよ(/・ω・)/
買い替えようかな…
10万えん……
高いな…(-"-)
でわでわ(^^/