どーも!省吾です!(^^)!
SONYのMD WALKMAN MZ-E501
基本情報
- MDLP対応
- 置くだけで充電できる充電スタンド
- グループ管理とバッテリー残量がわかる3色お知らせLEDを本体に内蔵
- 連続再生最大約81時間
- 付属のガム型ニカド充電池と単3アルカリ乾電池併用でLP4モード時、最大約81時間再生。標準モード(SP)時、約63時間再生。
- 付属のガム型ニカド充電池だけだとSPモードで約14時間再生。
- 音質のカスタマイズができる【デジタル サウンド プリセット】
- 高域と低域のレベルをそれぞれ8段階調整でき、64通りの音創りが可能。さらに2種類プリセットができる。
- 最大約160秒の音飛びガードメモリー
- 標準(SP)モードで約40秒
- LP2モードで約80秒
- LP4モードで約160秒
あれ?MDってそもそも音飛びメモリーは標準搭載じゃなかったっけ…??
さらに音飛びしにくいですよ。ってことかな(*'▽')
そしてこの手のプレーヤーには必須のリモコン。リモコンの型番は RM-MC10L
裏側のクリップ部分は破損。
外付けの乾電池ボックスが付いているのだが、中からこんなものが出てきた。
ガム型の充電式ニカド電池。容量は600mAh
今の時代からするとかなり少なめ。
本体のOPENを押すとパカッ!と勢いよく開く。とくにロックが付いているわけではないのでカバンの中で開き放題になってしまう恐れがある。
外付けの電池ボックスで今回もエネループに頑張ってもらうことにして…
あっ、パナソニックですみません…(゜-゜)
ちゃんと再生はできた!
でもこのリモコン、バックライトが点かない!?というよりこのリモコンはバックライト非搭載のよう。なので見にくい…( ;∀;)
このリモコン、先っぽの方を上向きに回すと『再生』&『►►❙』、下向きに回すと『❙◄◄』
引っ張るとボリュームの調整ができるようになる(*'▽')
停止ボタンはこんなところに…
ヘッドホン端子はリモコンの裏
本体の裏には一通りの操作ができるようにスイッチがある。
GROUPと書かれたスイッチを押すとグループ管理されたMDのグループを選ぶことができるようになる。リモコンにはグループボタンは見当たらないのでわざわざ本体の裏に手を伸ばさなければいけないらしい…
なぜ本体の裏にのみ付けたのさ…?という愚痴は今の時代どうでもいい。。
音飛びメモリーを搭載していることもあるためか再生時の本体からの音はけっこう大きい。再生開始後3~4秒程度『ウイーン!びよーん!』といった音を立ててMDを回転させている。この3~4秒の間にMDを高速回転させてSPモード時で約40秒ほどのデータをメモリーに移しているようだ。それなら動作音が大きくても仕方がないのかな…
内部の清掃をします!
とその前に…
2001年6月10日発売
前のモデルのMZ-E500(2000年11月21日発売)の後継機にあたります。
MZ-E500のMDLP対応に加えてMZ-E501ではグループ機能も追加されています。
MZ-E500のページに書かれていました。
SONYのサイトMZ-D500 【報道資料】より
最長約160秒の長時間音飛びガードメモリー搭載 16メガビットDRAMを本体に内蔵し、MDLP機能を新たに搭載したことにより、音飛びガードの長時間化も実現しました。LP4モードで録音した曲の再生時には、最長約160秒の音飛びガード、LP2とモノラルでは、最長約80秒の音飛びガード、標準では、約40秒間の音飛びガードを実現し、長時間の振動に耐えることが可能です。
連続再生時間約75時間の実現 ディスクの回転速度を約3倍に上げることにより、データの読み出し時間を短縮し、制御回路の低消費電力化を実現しました。さらに、MDLPモード再生時には、一度に長時間分のデータを貯えることできるため、ディスクをアクセスする回数が減り、より一層の低消費電力化を可能としました。この結果、付属のガム型ニカド充電池とソニーアルカリ単3乾電池1本併用で、LP4モードの場合、約75時間の連続再生を実現しました。 また、標準モードでは、約59時間の連続再生を実現しています。
じつは気になっていました。
MZ-E501なのですが、私が使ってきた他社のポータブルMDプレーヤーと違ってディスクの回転音が大きく、それに読み込み時間が短い…
どうやらディスクを高速で回転させて短時間でメモリーに蓄えていたんですね。なのでかなり音飛びに強くなっているようです。
という前置きはここまでにして
分解清掃
蓋のネジ4つ外します!(^^)!
使用するドライバーはダイソーの『超精密ドライバー』です。『精密ドライバー』では細かいネジに対して少し太いです。精密ドライバーで無理にこじ開けようとするとネジ穴が潰れますのでやめましょう。
ホコリが入っています。
糸状のホコリがピックアップ内部のレーザーの通り道を塞いでしまうと読み込みができなくなてしまうので慎重にできるだけと取り除きます。
【LCX-4E】と書いてあります。この時代はまだピックアップレンズも大きめです。
ガイドを取り外します。
メカの部分はネジとツメで固定されています。その時にフィルム状のケーブルを切ってしまわないように注意しなければなりません!
慎重に慎重を重ねて分解していきます。
ブロアーとピンセットをうまく使いホコリを一つずつ取り除きます。駆動部分は古いグリスを取り除き、再度グリスアップをします!
部品数も多いです。
周りのプラスチックの枠はやわらかいので折らないように注意…
ガム型電池ケースの部分は液漏れ率が高いです。接点復活剤と綿棒できれいにします。
この機種はガム型電池でも、ニッケル水素ではなくニカドを使います。
後々はニッケル水素電池の方が各メーカーのメジャーになるため、ニカドのガム型電池なんて今では手に入りませんね。ニッケル水素電池でも再生はできますが電池の特性が違うため、当機での正常な充電はできません。ということ。
隅々まできれいにします。
まとめ
こうやって見てみると2003年ごろからデジタルアンプを搭載するようになったあたりから基盤の小型化、本体の更なる薄型化、軽量化が進んでいることが分かります。
この数年で進化していたのですね…(^^)
コストダウンも進んでいくため、メカの部分などは2002年ごろの機種までがしっかりしている印象です。
関連記事でわでわ(^^)/