どーも!省吾です!(^^)!
VictorのW-MDで印象的なラジカセの形をしたコンポ【NS-X77WMD】
一応コンポという位置づけらしいです(;^ω^)
CD…NG
MD…再生OK
ということで
発売・2003年2月3日- やすらぎの音場を実現するNEW αサウンド搭載
- 再生専用、録音・再生のダブルMDデッキ搭載
- MDからMDへ2倍速録音
- CDからMDへ4倍速録音
- 9cmフルレンジスピーカー
- 2層巻きボイスコイルと銅キャップシールド
- 6W×2ch
発売当時、私はこの機種が載ったカタログを持っていました!(^^)!
W-MD…すごいなー(゜-゜)
完全に据え置きを想定しているようで、キャリングハンドルやラジオのロッドアンテナは付いていません。
症状
・CD開閉難あり
・CDの再生はできるが擦れる音がする
電動開閉式ということもあり、スイッチの劣化とCD蓋のギヤ欠け。メカをを支えているゴムブッシュの劣化。と想像がつきました。
開腹
本体裏側にはかなり深い位置にネジが入っています。私が普段使っているドライバーでは届かないので買い足しました。。
画像上が普段使っているやつ
下の長いのが今回買ってきたもの。
ダイソーで売っていました。30cmとかなり長いのでこれで届かないわけがないです(゜-゜)
本体の裏側からネジ10本で止められています。
見事に真っ二つ!
メンテナンス性は良いです!
スピーカー
9cmフルレンジ
4Ω 12W
2層巻きボイスコイルと銅キャップシールドにより低歪を実現しているそうです。(゜-゜)
裏からネジ固定されているスピーカーのネットは取り外して洗いました!
できるだけ分解してついでに掃除もします。
CD開閉スイッチは接点不良だったので接点復活剤で応急処置。
本当は交換してしまった方が良いです!
MDデッキ部
本体側もけっこうスッキリまとまっています。
MDデッキは本体下からツメで固定されています。ケーブル類を外す際は切らないように…(=゚ω゚)ノ
MDデッキ部は1つのピックアップがAデッキとBデッキを行き来する仕組み。
部品が共有なので、ピックアップの故障などでMDの読み込みができなくなると両デッキ使えなくなります。複雑な仕組みですがその方がコストを抑えられたのかな…
ちなみに録音はBデッキのみだそうです。
CDデッキ部
ギヤが欠けています。これではCD蓋が開ききりません…
工作します(=゚ω゚)ノ
京とんびさんのブログ記事を参考にしました(^^)
京とんびさんのブログはこちら!
適当なプラスチックを溶かしてくっ付けてやすりで山を作りました。
我ながらアブナイ工作術…(゜-゜)
一応かみ合っています(^^)
とりあえずCD蓋はこんな感じでOK!
この機種はここのギヤ欠けによる故障が多いようです(;^ω^)
続いてCDの動作中に擦れた音が鳴る現象…
CDがどこかに接触してしまっています。
原因はこれ!
CDメカの微細な振動を吸収するゴム製のブッシュ。(正式名称はわかりません…)
左が正常!
右がへたっています。
スピンドルモーター側のゴムブッシュ2個がへたっていました。長年のモーターの重みに耐えられなくなったのでしょう…
思考の末、スポンジを挟んで隙間を作ることにしました!
元通りに組み立てて
CD蓋の開閉OK!
少しぎくしゃくしますが…(;^ω^)
まぁいいでしょうww
CDの再生も問題ありませんでした。
CDの回転しているところが見られてなんか萌えますよね??
一応マイクロコンポの位置づけらしいですが使われている部品自体はMDラジカセのものと思われます。
2003年発売の当機は当時4万円代だったと思われます。
関連記事でわでわ(^^)/