ケンウッドのMDラジカセ MDX-J3CDの異音

どーも!省吾です!(^^)!

ケンウッドのMDラジカセ【RAMPAGE MDX】MDX-J3です。

カセットテープの速度が遅いです。

裏側はこんな感じ

表にヘッドホン出力とライン入力端子が搭載されているため、裏は電源とAMループアンテナ端子のみ。

2001年発売

当時の店頭価格は3万円くらい。

振動センサーが内蔵されており、アラーム設定時に本体を軽くたたくだけでアラームを解除できるという仕様。

CDからMDに倍速録音。倍速録音時もおもしろいことになぜか音が出ます。

出力:4W+4W

CDとMDの再生はOKだそうですが、この機種はかなりの確率でCD再生中にスレる音がするという症状が出るようです。動作確認をしたところやはりCDのスレる音、そしてテープはリバース面の走行が不安定

分解

本体は上側から外れるのですが、上部のボリュームつまみとCD部にネジが隠れており、それを外します。

メンテナンスしやすいです。上部にはCDとカセット部がくっ付いています。

これが振動センサーで本体を軽くたたくとこのセンサーによりアラームが解除されます。

CDメカ

CDメカの四隅にゴムが付いています。このゴムがへたってくるとメカを支えきれなくなりCDの動作中にCDが本体と接触して異音を鳴らしてしまします。

ピックアップはSONY製【KSS-213C】

いろんな機種に使われているピックアップで今でも手に入ります。

簡単なクリーニングをしました。

ゴムの部分に小さく切った厚紙をはさんで応急処置。本当は部品を探して交換したいところですが、自分で使うコレクションなので簡単に済ませました。(俗に言う”手抜き”)(笑)

※のちにゴムを加工してくっ付けました。

カセットデッキ部

フライホイールはプラスチック製。簡素なつくりです。

ピンチローラーはとりあえず研磨しておきました。本当は研磨しない方がいいのですが、とりあえず動作確認のための応急処置でのちのち交換します。

研磨時に使用したやすりは爪用のこれです!

ヘッド周りもクリーニング!

キャプスタン用のベルトもそこそこへたっていました。このベルトがへたってくるとワウフラッターの悪化や再生時にうまくテープを送り出せずに停止してしまうなどの症状があらわれます。

折長100mm、幅3mmのベルトが使われています。

交換用にこちらを購入しました。

折長99mm、幅5mm

3mm幅のベルトがなく、仕方なく5mm幅を取り寄せました。キャプスタンモーターのプーリーにはぎりぎりの幅です。

やはりベルトの幅が広すぎて他の部品に干渉してしまいます。

幅を3.5mmにカットしました。

これでたぶん大丈夫です!(^^)!

スピーカー部

ホコリが積もっています。これもクリーニング!

MDX-J3は3色(シルバー、ブルー、ブラック)用意されており、シルバーとブルーモデルにはこのようにセンターキャプが金属フィルム製のスピーカー。

ブラックモデルにはハイリニアリティーダンパーを採用したスピーカー。さらに上位機種のMDX-J5では驚異のケブラーコーンユニット採用という。

贅沢すぎる…ぜひ見てみたい!(=゚ω゚)ノ

組み上げて音出し

テープ、CDともにとりあえず正常に再生できるようになりました!(^^)!

MDは異常がなかったので今回はノータッチです。

肝心な音は良くも悪くもこの年代のラジカセの音…です。同じ価格帯ならビクターが密度の濃い良い音を鳴らしています。

EX.BASSやラウドネス、低音・高音の調整(リモコンのみ)を搭載していますが、スピーカーからだとさすがに限界があります…。

MDR-CD900STを使ってヘッドホンの音チェック!

驚いたことに私が使ってきたラジカセやマイクロコンポの中では断然ノイズが少ないです。ほとんどの機種ではヘッドホンからあからさまに、『ブー』とか『ジー』というノイズが聞こえるものですが、あれ…?デジタルアンプ?って一瞬思ってしまったくらいです。

そしてノイズが少ないせいか音がクリアです。

スピーカーで聴くとあまり感じませんが、ヘッドホン出力に力を入れているのだろうか…

カセットデッキの蓋に『TAPE EQ』と書かれています。

どうやら取説によるとドルビーBで録音されたテープが再生できるとのこと。しかしリモコンがないとその機能を使えないそうです(;^ω^)

リモコン欲しい…(゜゜)

ということでリモコンを入手!

型番RC-MDX0303

TAPE EQやトーンコントロール、表示切替

また、CD再生中の早送り、MDのタイトル入力などはリモコンでのみ操作可能です。

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でわでわ(^^)/