どーも!省吾です!(^^)!
古いラジカセでよくある現象の1つにスイッチの誤作動があります。
たとえばCDを再生したくて【CD再生】ボタンを押すとなぜか入力切替がテープやその他に切り替わったり、ボタンを強めに押さないと反応してくれなかったり…
今回は以前も紹介したケンウッドのMDラジカセ【MDX-J3】のスイッチ交換をします。
症状
- 選曲しようとスキップボタンを押すと入力がテープに切り替わってしまう。また、強めに押さないと反応しない。
修理
メンテナンス性が良いので本体の上側が簡単に分離できます。
基盤にスイッチが並んでいます。タクトスイッチという名前で販売されている部品です。
スイッチはあくまで回路をつなげるか切るかなので、このスイッチが押されたときに回路がつながります。そしてその回路の抵抗値の変化によってどのボタンが押されたか判断してその動作をする仕組みです。なので、このスイッチの接点部分に経年劣化により汚れが蓄積すると、このスイッチでも抵抗が入ってしまい、ICは別のスイッチが押されたと勘違いし誤作動につながります。接点復活剤だと一時しのぎなので交換してしまった方が良いですね(*´з`)
今回用意したタクトスイッチ。
デザインは少し違いますが、なんとか付けられそうです。
このタクトスイッチも4本足と2本足があってラジカセでは主に右の2本足が使われています。
取り付けてみました。
交換した方は高さが足りなかったので適当な厚さのプラスチック板を挟んで対応しました。
手持ち部品の都合で今回はサーチボタン(送り・戻し)の2つだけの交換になりました。
まだ他の部分の誤作動はないみたいなのでしばらくはこれで様子見です。
動作確認
組み立ててネジは止めずに動作確認します。
この時にすべての動作をチェックして配線し忘れがないかなど確認します。
チェックが完了したらネジで止めて終了です!(^^)!
関連記事まとめ
製造から年月が経ってしまうと部品の経年劣化が進んでしまいます。特にこのスイッチ類の誤作動はよくあることです。
スイッチを交換することにより快適な動作がよみがえって良いですね(*´з`)
当時のパーツも入手できるものとできないものがあるのでまったく同じ型のパーツが入手困難な場合は今回のように多少の工夫が必要になります(;^ω^)
でわでわ(^^)/