どーも!省吾です!(^^)!
夏と言えば冷たい飲み物。
冷たい飲み物には氷を入れますよね?
しかし、氷は飲み物を薄めてしまいます。
当然です!元は水ですから…
ジュースもアイスコーヒーも、氷を入れると時間がたった頃に『薄っ!』ってなるわけです。
そこで発見したのがコレ!
ダイソーで売っていました『ストーン アイスキューブ』
税別100円商品です。こちら4個入を3つ購入しました。
ところでこれは何かというと花崗岩(かこうがん)『御影石』とも呼ばれる火成岩の一種です。
これを冷凍庫で冷やし、飲み物を飲むときに氷の代わりに使う…という商品です。
開封・使用方法
まさに石です。御影石と言えばオーディオでスピーカーの台として使う人もいるのでは?
2時間以上この石を冷凍庫で冷やして、冷やした飲み物にこのストーンを入れることで冷えた状態を保てるという。
少し期待しています!
ただし、常温の飲み物を冷やす効果はないようです。
実験してみる
ではどれくらい効果があるのかが気になります。ということで実験してみたいと思います!
方法・条件
- 室温は25℃
- 冷蔵庫で冷やした水を使用
- 4種類それぞれの温度変化を測定(常温放置、ストーン4個、ストーン8個、氷5個)
- 10分ごとに温度測定(実験時間は100分間とする)
まずはプラスチックの使い捨てコップにそれぞれ右から…
冷やした水を常温放置
ストーン4個
ストーン8個
氷5個
あらかじめ冷やしておいた水は11℃でした。
今回の温度測定に使用したマルチテスターはANENGのAN8009
多彩な計測が可能で中でも交流電圧のmA(ミリアンペア)が測れるので購入しました。
そして付属のテスター棒(画像)を使えば摂氏と華氏で温度が測れます。
実験開始
こちらは水を注いだ時の初期温度です。
ストーン入りと氷入りはすぐに冷やされて温度が下がります。
・10分経過
10分経過時では、氷を入れた水だけがさらに冷たくなっています。
ストーンを入れた方も徐々に水温が上昇しています。
・20分経過
氷を入れた方はまだまだ水温を低いまま保っています。
しかし、徐々に氷が溶けてきています。
ストーンを入れた方は、常温で放置した水より少しだけ低い温度をキープしながら…といった感じです。
・30分経過
全体的に水温は上がり傾向になってきました。
氷もさらに溶けてきて冷やすのがやっとのようです。
・40分経過
常温で放置した方と、ストーンを入れた方の水温差がなくなってきました。
また、42分経過時点で氷が完全に溶けてなくなりました。
氷が溶けてなくなったので画像はここまでにして、その後の経過はグラフにまとめてみました。
50分経過した時点で常温で放置した水の温度とストーンを入れた水の温度が一致しました。
氷を入れた方も完全に溶けきって以降、どんどん水温が上昇していき実験開始後、100分経過時点ですべての温度は同じになりました。
まとめ
ストーンには氷ほどの冷却能力はありませんでした。
しかし、常温にさらすよりは少しだけ冷たさを維持できる。という結果になりました。さらに、ストーンは4個より8個入れた方が多少温度低めを維持できます…
氷を入れた方がより冷たく飲み物をいただけますが、ストーンは氷と違って溶けないので飲み物が薄くならない。という利点は少なからずあるようです。
今回はダイソーに売ってるストーン アイスキューブを使用しての実験でしたが、こういう商品は他にもあるようです。 値段もそれぞれあるようなので他の商品も使用してみたいと思います!
まぁ、過度な期待は禁物ですね(^^)
でわでわ(^^)/