どーも!省吾です!(^^)!
よく録音スタジオなんかでミュージシャンが付けて歌っているヘッドホンと言えばコレ!
SONYのMDR-CD900ST
MDR-CD900STとは
こちらのヘッドホンはソニーが1985年に発売したMDR-CD900をもとにスタジオ向けに開発したモデルです。当時はCBSソニーのスタジオ用として非売品でしたが、人気の高まりにより国内のスタジオ向けにも発売されました。
つまり、音楽制作の現場で使用するためのヘッドホンです。
スタジオ用だからと言って音が良いわけではない!?
やはり勘違いをする人が多いですが、スタジオで使うから音が良いのか!?
答えはNO!
まず、リスニング用のヘッドホンとして使いやすいのは他にいっぱいあります。
このヘッドホンはあくまで音楽制作の現場で使いやすいから使われているだけです。
音の解像度と分解能がピカイチ!
音楽制作の現場において大事なのが、いかにいろんな音が聞き分けられるか!ということ。
そのために音の解像度と分解能がかなり高く作られています。
コレ、言い換えれば、いろんな楽器の音が強調される。
もはや測定器のような感じです。
それもあって『リスニング用には不向き』との声もありますが、私はこれをリスニング用途にも使用しています。
音質
かなりフラットです。それに解像度と分解能の高さが相まってトゲトゲ・キラキラです。
細かい音まで拾うので人によっては聴いていて疲れるかもしれません。
また、業務用だから低域が強いのか?という誤解もありますが、決してそんなことはなく、むしろ、一般的なリスニング用途のヘッドフォンの方が低域は強く出ます。
こちらはタイトに鳴るので『重たい低域』というより、音の輪郭がわかる低域。を鳴らします。
耐久性も抜群!
業務用とだけあって、耐久性も高いです。
私自身、何度か机から落としたりぶつけたりしてしまっていますが、『パキっ!』っといったことはありません。(こればかりは運が良かっただけか…)
壊れにくいことは確かです。
このヘッドホンより高価なリスニング用のヘッドフォンはたくさんあります。
しかしその大半はなんだか頼りないプラスチックな外観をしていたりします。
メンテナンス用の部品が豊富
びっくりしたのがメンテナンス用の部品がたくさんあります。
もうね、買い集めればこのヘッドホン1つ作れてしまいます(笑)
それくらい豊富です。
なので、壊れてから買い替え!ではないです。
さすがは超ロングセラーの業務用です。
デメリット
しかし、若干のデメリットもあります。
それはもともとが業務用だからかもしれませんが、プラグがステレオミニプラグではなく標準サイズのステレオプラグなところです。
比べるとこんな感じ…
上がMDR-CD900ST
下が一般的なステレオミニプラグ
大きさが標準プラグなのでポータブルオーディオ機器や一般的なマイクロコンポなど、ステレオミニプラグにしか対応していない機器につなぐときに変換アダプターが必要となります。
変換アダプターを繋ぐとこれまたすごい長さになってしまいます。
上記の画像ではあまり感じないかもしれないのでiPodにつなぐ例を挙げてみると…
こんな感じ…
10センチ近くも飛び出してしまいます。
機器のイヤホン端子にも悪い影響を与えてしまいそうな勢いです。
なので仕方なくつなぎたい場合はこの変換アダプタ―の後にステレオミニ用の延長ケーブルなどとつなげて機器の端子に悪い影響を与えないようにする工夫が必要です。
関連記事まとめ
私自身このヘッドホンをリスニング用にも使っています。リスニング用は別なメーカーのをいくつか購入したりもしましたが、なかなか好みが合わず最終的にこのヘッドホンが私の中の音の標準になっています。
また、上記にデメリットも書いていますが、私が使っているオーディオ機器は標準ステレオプラグ対応なので私の環境下での使用はとくにデメリットはありません。
1台持っていても損はしないのではないでしょうか!
でわでわ(^^)/