ONKYOのスピーカー【D-212EX】を分解してみた

どーも!省吾です!(^^)!

ONKYOのD-212EX

2009年2月14日発売。(税別)66,000円

A-OMFモノコックウーファーやチタンコーティングを施したリング型ツイーターなど、ヨーロッパの各専門誌や市場で高い評価を受けた実力機の最先端技術やノウハウを投入したスピーカー。

今回は、このスピーカーを分解してみたいと思います!

※当記事ではネットワーク部分にはたどり着いておりません。

スペック

  • 定格インピーダンス:4Ω
  • 最大入力:150W
  • 定格感度レベル:83dB/W/m
  • 周波数特性:37Hz~100kHz
  • クロスオーバー周波数:3kHz
  • キャビネット内容積:7.7リットル
  • 最大外形寸法:幅188、高さ302、奥行き296mm
  • 質量:6.9kg(1台)
  • ウーファー:13cm A-OMFモノコックコーン
  • ツイーター:3cmリング
  • 防磁設計:〇
  • スピーカー入力端子:金メッキ真鍮削り出しネジ式スピーカーターミナル

外観

背面のスピーカー端子は直接取り付けられています。

バイワイヤリングには対応していませんが、どうせバイワイヤリング接続はしませんので個人的には問題ありません笑。

バスレフダクトはONKYO特有のこの形、『エアロ・アコースティック・ドライブ』というらしい…

D-D2Eより細かいところの作りがきれいです。

分解

スピーカーは六角レンチで外すことができます。

じゃん!

けっこう重たいユニットです。

この画像では大きさが伝わらないので…

12cmのCDと比べると…

13cmスピーカーなので、CDより一回り大きいです。

マグネットも巨大です。

フレームはダイキャスト。頑丈です!

オンキョーはユニットにお金をかけている印象です。

このおわん型、白く美しい振動板。

でもこの振動板、重たいようでウーファーはなかなか動いてくれず、アンプにある程度の力を要求します。

ツイーター

振動板の表面はチタンコーティングが施されています。

裏側。

鳴らしてみた

使用したアンプはDENONのPMA-390Ⅲ

CDプレーヤーはパイオニアのPD-D6

音源はコブクロのアルバム『NAMELESS WORLD』

今回はスピーカースタンドを使わずにラックにポン置きで。

鳴らしてみた結果、やはり低域に力強さがない。

音量を上げてもツイーターがガンガンしゃしゃり出る。

クリアな音。と言えばそうなのかもしれない…が…。

このスピーカーを満足に鳴らせるアンプがあるのかは疑問…(;^ω^)

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まとめ

うーん。

コーンは美しいのですがね。

近年、この種のスピーカーからモデルチェンジをしたのにはそれなりの理由がありそうです。

やはり鳴らし難かったのでしょうね。

以前、ONKYOのCDプレーヤーである、C-777を使用しておりました。そのCDプレーヤーの音色は所謂かまぼこ型。

高域はなんだか伸びておらずバッサリな感じ…

ソニー寄りの音と比較して…ですが。

ONKYOの音作りがその傾向ならこのスピーカーを鳴らすには高域が程よく抑えられたアンプを使うといいのかな…と思います。というか、SONYがドンシャリ気味と言えなくもないような気がします。

ONKYOのスピーカーはONKYOのデジタルアンプじゃなきゃ鳴らせない。といった意見もありましたが、実際はONKYOのシステムで組み合わせた時にスピーカーで高域を補う…という具合なのかな…と(;^ω^)

あくまで私個人の意見ですが(^^)

でわでわ(^^)/