どーも!省吾です!(^^)!
PanasonicのCDラジカセRX-ED57。
CDの再生時、特定の場所で音が飛ぶ、バグる現象が。
特定の場所とは1曲目の25秒あたりから。
とりあえずピックアップのレールやギアのグリスを塗りなおしてみます。
分解・CDメカ
●分解に関してはこちらの記事をご覧ください●
CDのメカは一番下についているので、カセットメカ、大きな基板をおろす必要があります。
部品数が少ないので分解は比較的簡単です。
何度見てもコストダウンした感があります。
透明な台座が使われています。
で・で・で、
トレイの出し入れにゴムベルトが使われていません。
よくあるメカでは、CDを回転させるスピンドルモーター、ピックアップを移動させるなんちゃらモーター、トレイの開閉をするなんちゃらモーターの三部構成(笑)だったりします。
このメカはトレイの開閉にピックアップを移動させるモーターの動力を使っています。
ピックアップがセンターに来て、さらにモーターが回り続けるとギアが切り替わりトレイの開閉をするという仕組みです。
ゴムベルトがないので交換に気を遣わなくて済む分、ギアが欠けたりするとトレイの開閉も支障が出てしまうのではと思います。
コストダウンですね。
同世代のMD搭載のラジカセでは構造が違うので、この電動トレイ式がこのタイプというだけで、構造を共通化していないとこで実際にどこまでコストダウンになるのかは不明です。
頑張ってピックアップをレールから外しました。
今回は細かなところまで分解はしません。
外したギアはピックアップを移動させるときに使うものだけです。
ピックアップのレールもよくある丸い金属製ではなくプラスチックの一体形成です。
ピックアップがプラスチックの上を滑っていく感じになるので途中で引っかかったりすると音が飛んだり止まったりしてしまいます。
レールの部分に歪ができたり壊れたりしてしまうと修復不可能なので…かなりコストダウンしていますね。
外したギア類、ピックアップのレール部分は脱脂をして、プラスチックにも使えるこのシリコーングリースを塗っておきました。
もっと適したグリースがあるのかもしれませんが、工具用の所謂、普通のグリースだとプラスチック部品を破損させてしまう恐れがあるため、こういった部品にグリースを使う場合は確認が必要です。
とりあえず組みなおして動作確認しました!
でわでわ(^^)/