どーも!省吾です!(^^)!
SHARPのポータブルMDプレーヤー【MD-DS33】ジャンクを購入したので修理したいと思います!
※分解は自己責任で行ってください。私は一切責任取りません。また、修理の受付は行っておりませんのでご了承ください。
だって、ちゃんと直せるかわからないんだもん!
なので当ブログではダメもとでジャンクを購入し、ダメもとで修理をしています。
素人による修理ですので、ご理解とご協力よろしくお願いいたします。
価格は約500円。リモコン・イヤホン・充電器なし。
本体のみでした。
リモコンは当機純正ではありませんが1BIT対応のやつを持っているのでそれで代用します。
当機は2006年製でMDプレーヤー末期の製品です。
症状
電源が入らない。
ウンともスンとも言わない。
どうしようもない。
の三拍子!
でも、よーく見ると、フタが閉まったことを検出する内部の小さいスイッチが沈んだままでした。
これは大変そうだぞ!( ;∀;)
外観
トップは金属(アルミ?)パネルですが、背面はプラスチック。
よくある『液晶付きリモコン』がないと満足に操作ができない機種。というか、ほとんどの機種がそう。
”液漏れ痕”発見!
内部がダメになっていなければ良いのですが、フタ開閉の検出スイッチがダメになっていることを考えると…(-"-)
分解
分解しながらクリーニングも同時に行います。
基板の液漏れ個所は綿棒にパーツクリーナーをしみこませて…(*´з`)
私が使ってるのはクレのエレクトロニッククリーナーです。
この機種はすぐに背面のパネルが外せるわけではなく、まずはトップを外さなければいません。内部に3か所、背面のパネルとつながっているネジがあります。(赤いしるしのところ)
もちろん、背面のパネルを外すときは電池フタのプラスチックのカバーも外します。
触ったことない機種なので、ここまでかなりビクビクビックしながらの作業です。手に汗しか握りません(笑)
ピックアップのフレキシブル。キッタラ オワリ。
そして、この基板の裏にモーターのフレキシブルケーブルもつながっているので勢いで外したらオワリます。(゜-゜)
基板を引っぺがしたところ。
内部の作りはあまり進化していなさそう。。?
問題のコイツ。
本当は出っ張っているのがデフォなのに…。
中のバネが折れてる?とか考えながらとりあえずこのひきわり納豆くらいしかない大きさのスイッチを分解します。
おおぉぉぉ…(;´Д`)
浸食されてる…。
部品が小さすぎるのでとりあえず頑張ってさらに分解します。
だいぶはしょりましたが、パーツクリーナーを付け、裁縫セットから引っ張り出したまち針でごしごし磨きました。
その後、接点の導通をテスターで確認し組み立て。('Д')
とりあえず本体も仮組し動作確認。
電源が入るようになりました。が、ピックアップが引っかかっているようで動かない…。
もう一度分解。(;一_一)
まぁ、大体予想はつきます。(;^ω^)
よくあるアレが原因でした。
ギア割れです。
わかりにくいですが、縦に亀裂が入っています。
この修理に似た内容は以前パナの機種で行ったので記事を貼っておきます。
今回はギア割れなので、まち針の先っぽに瞬間接着剤を付けて亀裂に流し込み、ピンセットでギアの山を整えるという苦行。
プラスチックは経年で収縮しますが、軸の金属は収縮しないのでプラ製のギアが割れてしまいます。しらんけど。
まだ問題は残っていますがとりあえず動くようになりました。
まとめ
ガム型電池にて動作確認中。
再生時のギア割れによる影響は今のところないようです。
ただ、MDを読み込み中にモーター音「キュイーン!」がイヤホンから聞こえる…(;^ω^)
アースがうまくとれていないのか、ピックアップの寿命?なのか分かりません。
MDはメモリーに一気にデータを読み込んでそこから再生するので、回転が止まっている時はモーター音もやみます。
でわでわ(^^)/