どーも!省吾です!(^^)!
幅36㎝のコンパクトなMDシステム!KENWOODのMDX-L1(RAMPAGEシリーズ)なんですが、CDが再生できないという故障…
あっ、ちなみに”MDラジカセ”ではなく”MDシステム”と書いたのは、”カセット”を搭載していないからです。でも、”ラジカセ”のほうが伝わりやすいのは確かなんですが…
話を戻しますと…
ジャンクで購入したこの機種、MDとラジオはOKですが、CDを読み込みません。
ただ、ピックアップがSONYのKSS-213C系なのでそう簡単に寿命を迎えるだろうか…とも思うわけです。
ちなみにSANYOのピックアップが搭載されている機種はピックアップの寿命の可能性が高いです。
外観
全体的に汚れが目立ちます。
まえの持ち主は物置で保管していたのでしょうか。
上面はCDドアがあり窓が付いています。CDが回転しているのが見えるのがポイント高いです。
FM用のアンテナが付いています。
MD機器はAMアンテナが内蔵されていなくて基本的に外付けループアンテナ。
な~んか右側のねじのところ…虫の痕跡が…
怖いな怖いな~((((;゚Д゚))))
右側から
・ヘッドホン端子
・録音出力
・D/AUDIO/AUX入力
何気に録音出力という名のラインアウト端子が付いているのは嬉しいデス。
D/AUDIOは、KENWOODのデジタルオーディオプレーヤー(DAP)と専用のケーブルで接続すれば、DAPのコントロールをこのMDシステムでできる。ということらしい。
確かにDAPを接続して再生しているとき、離れたところからリモコンで操作できれば助かりますね。
分解
比較的かんたんに分解できます。が、ケーブルに注意!
前面部分が外れます。
スピーカーは4Ωの7㎝
アンプ出力は4W+4Wです。
ほとんどこちらに付いています。
CD部分も分解。
SONYのピックアップ(KSS-213CH)が付いています。基本的にKSS-213Cと同じですが、CHはケンウッドで採用されているようです。
ピックアップ保護のシャッター機構に似たものが付いていますが、シャッター自体はありません。
一応、手持ちの213Cに乗せ換えてみましたが状態変わらず…🥺
まぁ、予想はしていました。
メカの裏にはサーボ基盤があります。
案の定、悪名高き表面実装コンデンサ。これを手持ちのものに交換しました。(容量はちゃんと合わせました。)
ケースに入ったMDメカ。
MDは異常がないので今回は軽く掃除するだけ。
さっ!と組み立てて動作確認です。
CD再生できました。
ピックアップではなく、サーボ回路の表面実装コンデンサが原因だったようです。(ピックアップが寿命の場合もあります。)
ピックアップを新品に交換しても症状が改善しない場合は今回のようにコンデンサを疑ってみても良いかもしれませんね。
まとめ
CDテキスト表示(英数字のみ)対応なので対応CDを再生させたときの画像も何気に貼っておきます。
CDプレーヤー部は1ビットDACに8倍オーバーサンプリング。
音質はサイズの問題か、下も出ず、そして上も伸びない、こもった感じです。お手軽なラジカセタイプなのでとりあえずOK。リモコンがないので音質設定を変更できないのがイタイです。
ボリューム周りの電飾が良いですね。
でわでわ(^^)/