どーも!省吾です!(^^)!
パナソニックのポータブルCDプレーヤー【SL-CT520】ですが、再生中に音飛びが…。でもこの機種、音飛び防止機能(アンチスキップシステム)は2タイプで耐震約45秒の耐震強化モードPOS1と耐震約10秒の高音質モードPOS2。高音質モードでは圧縮をしておらず、ただメモリーにためて再生するだけ。
ということは耐震強化モードではデータは約1/4に圧縮されるってコト??
いずれにせよどちらのモードでも音飛び防止機能が働いているので振動による音飛びには強いはずですが、どうやらピックアップが劣化しているらしい。
この機種に限らずですが音飛び防止機能はCDを少しだけ高速で回転させてデータを先読みする関係上、やはりピックアップにはそれなりの負担がかかっているようです。
音飛び防止機能を完全オフにできるプレーヤーで、オフの状態では問題なく再生できてもオンにすると音が飛んだりサーチで迷ったり等々の異常が出る場合がありますが、やはりそういうことなのかな。
当機は2006年製。
分解
フタを開けたら電池を抜き取り、本体側のネジ4本を外します。
先に電池を取り忘れたらチョット面倒なことになるので取り忘れ注意です。
外周部分にツメがあるのでマイナスの精密ドライバーなどを使って折らないように慎重に分解します。ヒンジ側は内側の見えないところにツメがあるので慎重に力づくで(笑)
ここまで分解したら見慣れたものですよね。皆さん?
ピックアップの交換
ピックアップはCDパーツマンさんで購入しました。
REA‐0241E
240か241かはフレキシブルケーブルに記載されています。ケーブルには最後のアルファベットがEではなくAと書かれています。【240A】または【241A】
上の画像の〇の部分です。購入の際はしっかり確認しましょう。
もともと付いていたオリジナルのピックアップとはモーターの配置などが少し違うようです。
ショートランドが少し特殊でハンダを外さなくても良いタイプでした。
ケーブルを取り付けた後にケーブル下のプラスチックの尖がりに押し当てて縦に繋がった配線を切断するというもの。これをしないとピックアップからレーザーが出ません。つまりこれがショートランドの解除となるようです。
ケーブルを繋げた後にできるので静電気のリスクが下がっていいですね。でも念には念を。
まとめ
読み込めないCDプレーヤーのピックアップに付いてる可変抵抗を回して復活とする場合もあるようですが、あれはその場しのぎで根本的な解決にはなりません。うまくいってもいずれまた読み込み不良が再発します。そしてこの機種で可変抵抗を少し回してみましたが音飛びの解決には至りませんでした。なのでやはりピックアップの交換が必要でした。
これでまた寿命が延びてめでたしめでたし(笑)
でわでわ(^^)/