どーも!省吾です!(^^)!
前回の記事で紹介したコイズミのCDプレーヤーSAD-3903がなかなか良かったものの、ジャンクで入手したということもあって、どうしても音飛びが解決できませんでした。
新品で同じ機種を購入してもよかったのですが、生産完了で若干高価。
ということでAmazonを徘徊しているとボタン配置が同じこの機種を見つけました。ボタン配置が同じということは、中身も同じ可能性が高い。ということでこちらを入手。
ベルソスのポータブルCDプレーヤー(VS‐PCD01)
購入時の価格は3,470円
こちらの機種はヨドバシなどでも販売されているようです。※2023年5月現在
仕様・開封
パッケージが紙の箱も良いけどこういったブリスターパックも良いですね。
- AC電源(ACアダプター付属)/乾電池の2電源対応
- 単3形乾電池(アルカリ)で約11時間駆動
- 音飛び防止機能(オーディオCD約40秒/MP3約120秒)オフにはできない
- 重量約180g(電池省く)
- 寸法(W)141×(D)141×(H)27㎜
MP3形式のほかにWMA形式のCDも再生できました。ただし説明書に記載がないため非公式です。
中身は取扱説明書と付属品(ACアダプターとイヤホン)です。コイズミのSAD-3903と違い有線リモコンはありません。が、SAD-3903の有線リモコンが使用できます。
付属のACアダプターは4.5V出力でセンター+の0.6A。100‐240V対応なので世界中で困ることはなさそうです。
ただしSONYやPanasonicのACアダプターよりプラグのサイズが小さいため流用はできないので注意が必要です。
SAD-3903より少し大きい丸い窓が付いています。
色は光沢のないマッドなブラックです。手触りも見た目通りサラッとしています。
電池ボックスのフタは少し厚みがありしっかりしている印象です。電池を取り出しやすくする紐は付いていません。
4つのすべり止めのゴムが付いています。
ディスプレイは小さめ。トラック番号/ファイル番号3ケタと再生時間、再生モードの表示ができます。
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ディスプレイの表示やボタン類の配置はSAD-3903と同じです。
CDフタの内部はピックアップ保護用のカバーが付いていました。
ピックアップはSAD‐3903と同じもの。こちらはスピンドル部分を回してもカタカタ異音がしないのでどうやら当たり個体のようです。
コイズミ(SAD-3903)と比較
上:ベルソス(VS-PCD01)
下:コイズミ(SAD-3903)
基本的なボタンの配置は同じですが、ボリュームの向きが違います。なので中身をごっそり入れ替えてもボリュームの上げ下げが逆になってしまいます。
内部の画像です。
使用されているICやその他部品はほぼ同じです。(コイズミのほうはコンデンサをいくつか交換してあります。)
ただし、やはりボリュームが逆なので何かが違うのかもしれませんね(笑)
音の比較
両者、内部の部品などはほぼほぼ同じです。そのはずですが、なんだか音が違います。
まずSN比で、コイズミは本体のボリュームを最小から少しずつ上げていくと音楽信号と共に(サー)というノイズが出てきます。ボリュームを上げていくと音楽信号のみが大きくなるので相対的にノイズレベルが下がっていきます。(本体にイヤホン直だとちょうどいい音量でノイズも目立つ)
なのでコイズミは有線リモコン必須で、本体のボリュームをMAXにしてリモコンで調整する方がいい。
対してベルソスはノイズレベルは小さいもののボリュームと共に大きくなる感じがします。なので有線リモコンを使わず、イヤホン直でも最適な音量でノイズも目立たつことなく音楽を楽しめます。
まぁ、リモコンを使わなくて良いならその方がありがたいわけです。
そして音の重心はコイズミのほうが中低域に若干厚みがありパワフルな気がします。
まとめ
なんだかんだで個人的にはコイズミの(SAD-3903)が好みだったりします。
ベルソス(VS-PCD01)の中身がSAD-3903と同じように見えても何かしら改良された部分があると思います。
ふと思い立って、ベルソスのピックアップユニットをコイズミに乗せてみました。が、やはり音飛びは改善されず。
ということはSAD-3903の故障はピックアップユニットではなくIC関係のナニカの可能性も否定できなくなりました。
でわでわ(^^)/