どーも!省吾です!(^^)!
前々から気になってたビクターの3Wayスピーカー、Zero‐50FXのウーファーの錆びた錦糸線。自力で交換します!(決意)
ウーファーユニット
カタログなどでは直径33.5㎝と紹介されていますが、エッジからエッジまでの直径はヤマハのNS-500Mなどの30㎝クラスとほぼ同じです。
マグネットにはケースがかぶせてあり、キャンセルマグネットが付いてるので大きめです。
カーボンコーティングをしたアルミナファイバーコーンなので裏側は白いです。アルミナファイバーは所謂ファインセラミックのようなもの?かもしれませんねギャハハ(笑)
ウーファーユニットの型番がHSA3021-01A
ユニットの配線はカシメてあるのでラジオペンチと適当なサイズのマイナスドライバーなどを駆使して外しました。
作業開始
錆びた錦糸線。
このスピーカー、錦糸線とエナメル線の結線部分がセンターキャップの内部にあるので、まずはセンターキャップを外さないといけません。
ダイソーで買ったデザインナイフがここで役に立ちました(笑)
センターキャップの耳の外側に刃を当てていますが、今回は耳の内側(折目部分)からカットしました。刃を深く入れすぎるとコーンまで貫通してしまうので本当に本当に細心の注意が必要です。
センターキャップが外れました。
錦糸線とエナメル線の結線部分は黒い接着剤でおおわれています。
カーボンコーティングが削れて白い基材が見えてしまっていますが、カーボンなので鉛筆ぬりぬりしておけば良いか(笑)
とりあえずゴミが入らないようにマスキングテープでおおいます。黒い接着剤もデザインナイフで少しづつ削りました。
エナメル線と錦糸線を交換したらハンダで結線して上からファンテックさんのサイトから購入したエッジ修理・修繕用ボンドを塗っておきました。センターキャップも同様にこの黒いボンドで固定しました。
錦糸線はNORTHWEST TRADINGさんのサイトで購入したリード線LW2タイプの60㎝を使用。ただしLW2タイプは直径が1.37㎜あって太すぎましたので半分に割いて使いました。直径が0.8㎜のLW1タイプがこのユニットには適当な太さかと思います。
コーンの錦糸線を通す部分に金属の輪っかが埋めてあるので、その輪っかに通らない太さの線は使用できないと思った方がよいかと思います。
とりあえずいい感じに出来上がりました。
錦糸線は振動する部分に接触しないように弛ませる長さや方向なども注意しなければいけません。長さに関しては元々付いていた錦糸線の長さで揃えるといいですね。
まぁまぁきれいな仕上がりだと思います。左右のユニットを仕上げるのにかなり時間がかかってしまいました。( ;∀;)
繊細な作業なのでキツイです。あと40年は交換しなくてもいいかな(爆笑)
まとめ
ユニット単体で20Hz~50Hzくらいの信号を入れてヘンなビビり音などが出ないか確認したのちエンクロージャーに取り付けました。
結線のカシメを外してしまいましたのでとりあえずハンダ付けで。
でわでわ(^^)/